『イマノカゲキ/切手のない手紙』稽古日誌⑥ 謎の女性、登場!

こんばんは、演出のチュースキーです。
『切手のない手紙』の稽古もいよいよ後半戦に突入です!

まずは先発隊の森川さんと、松永さんの2人稽古からスタート!

まずはストレッチする松永さん

台本を読み返している森川さん

 

2月17日(土)の稽古は、まずは森川さんと松永さんの立稽古から!

以前作ったシーンを煮詰めていきます。頭から芝居を止めては修正しての繰り返し。
しかしこの2人、本当にお芝居が好きなんだなー、とつくづく思います。

同じシーンを何度やっても、何度やり直しても、擦れない心で
一生懸命演じてくれます。 この2人、本当に素晴らしいです。

 

まだセリフは完全に入っていないですが、確認しながら動きを作っていきます

シェークするシーンを練習する森川さん。真剣です!

 

結果、1時間で台本が一ページしか進まない事態に……
2人の演技を見ていると閃くこと、そして各キャラクターの心情を追っていくと
つじつまの合わない動きを修正したり、お客さんから見えずらい位置を変更したりと
作っては壊し、作っては壊し。

なかなか建物は立ちません(笑)

休憩中の一コマ!

 

前作、『かぞくのおかね』と比べると、台本のページは半分以下。
しかし、3人しか出演しない作品で、ワンシチュエーションとくると
無駄な動きは許させません。

結果、あっという間に立稽古の時間が過ぎ(結局数ページしか進めず)
後続隊の伊藤さんと石田さんが合流!

全員そろったところで、歌のレッスンに移ります。

伊藤さん、曲のアレンジが閃いて石田さんに連携中!

松永さんのソロ曲、何度も何度も同じ部分を練習します! それが歌練!

森川さん、隙間時間で必死に歌練習をしています! 時間を見つけるのも大事なコト

厳しい指摘が今日も飛びます! 伊藤さんの妥協しない歌練習

森川さん、松永さん、徐々に歌のレベルも上がってきて
そろそろソロ曲も完成に近いか……と思いきや。

稽古場に現れたのは一人の女性。
彼女のお仕事は、……そう、振付師。

 

そうです。今回も歌に振りが入るんです!
制作会議の当初は「今回は会場がお店であんまり踊れないから振りはいらないですよねー」
と言っていたのですが、いざ歌稽古を初めてみると、「やっぱり振りが欲しい!」という想いが強くなりました。

そこで、伊藤さんのお知り合いのヤヨイさんに歌の振り付けをお願いしました!

この日、初めて歌を聴くヤヨイさん。急きょお願いした手前、『切手のない手紙』のあらすじもご存じない状態で、稽古に合流していただきました。

真剣に2人のソロ曲を聞くヤヨイさん 急きょ、初めての稽古参加!

 

松永さん、ヤヨイさんの前で自分のソロ曲を披露します!

 

森川さんのソロ曲! 果たしてどんな振りが入るのか……

 

森川さんのソロ曲、松永さんのソロ曲、2人のデュエット曲、そして伊藤さん含めた3人が歌う2曲に振り付けが入ります! これはかなりの量です!

曲もまだ全部仕上がっていない。
エンディングの歌詞もまだ書ききれていない。
立稽古の進捗も遅い。
稽古時間も残り少ない。

そんな状況でも、今作の素晴らしい曲をもっと色濃く表現するために、
あえてリスキーな選択肢を取りました。

私は、いや、我々はこの『切手のない手紙』をいい作品にしたい!

その想いが例えリスクがあっても、作品のクオリティを上げる選択をさせてくれるのです。

 

出演者の皆さんも急きょ振りが入っても嫌な顔一つせず、ついてきてくれるのは本当にありがたいです!

さてさて、どんな振付がつくのかは、次のお楽しみです! 続きは稽古日誌⑦で!

ノリノリの伊藤さんにひっぱられる3人の女性!

 

『切手のない手紙』、おかげさまでチケット完売の公演日もございます!

お席に限りがありますので、お早めにご予約くださいませ!

 

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