『イマノカゲキ/かぞくのつもり』稽古日誌12 7月は最後まで暑かった!の巻
みなさんこんにちは、演出のチュースキーです。
気が付けば、道路にセミの亡骸が一つ、また一つとおちている時期になってきましたね。
そんな中、「死んだ?」と思っているといきなり「ジッツ!」と鳴き出して不意打ちをかける蝉もいてなかなか困っております。
あれは、何なんでしょうか……?
と、セミの話は置いておいて、少し滞りがちになってきましたが「かぞくのつもり」の稽古の方は順調に前に進んでおります。
今日は7月最後の稽古の模様をお伝えします!
この日も外は猛暑でしたが(ってゆうか大概稽古の日は猛暑なんです)、稽古場の温度も相当高い一日。
この日は劇中歌のブラッシュアップを重点的に行いました。
例によってダンス隊と歌隊に分けての二面作戦の稽古です。
今回の「かぞくのつもり」は全部で7曲の劇中歌があります。
そのうちの数曲をピックアップして、歌と振付の稽古に明け暮れました。
前作は、個人のソロ曲が多かったのでその当人だけが稽古すればよかったのですが、今作はアンサンブルが多いため、劇中歌の稽古を行うと、芝居を止めることになってしまうんです。
まずは、こちら。
男性たちが集まって、歌って踊る猛々しい曲の練習!
今までいなかった役者さんもいるので、再度振り渡しから行いました。
開始5分で全身から滝のような汗が噴き出すこの踊り。
見ている方も「これは大変だなー」といつも思っております。
ただ、「大変だからお客さんに深く伝わるんだ」というのも、一つの真理。
この男性たちはダンスが終わるとそのまま歌稽古に。
休む暇なく、次から次へとやることが押し寄せてくるのが、イマノカゲキの稽古なんです。
その間、ほかの役者さんたちはエンディングの曲の練習!
この曲も混声になっているので、それぞれのパートをじっくりと確認していきます。
時間が経過して、次は2番目に流れる劇中歌の練習!
この曲は、多くのダンサーさんも登場します!
あの方も、あの方も、ダンサーズに早代わりして振り付けを覚えていきます。
そしてオープニング曲で踊るダンサー隊の振り付けの修正。
オープニングをより華やかにするために、新しい振付を覚えるダンサーさん達。
休憩をはさんで、オープニング曲の歌と振り付けの練習。
事前に録音したバンド演奏に合わせて稽古するのですが、これがなかなか時間がかかります。
オープニングは大勢が出る曲なので時間はかかりますが、着実に楽しいものに仕上がっています!
本番を楽しみにしてくださいね!
ここで本日の稽古は終了!
分刻みの稽古スケジュールを無事に達成できました!
<おまけ>
7月ラストということでみんなで打上げに。
稽古後も仲の良い「かぞくのつもり」一座でした!