★スタア誕生2025 稽古日誌①顔合わせ・前編

こんにちは、作・演出のクワハラーノ・チュースキーです。
今年こそは!ということで、
毎度毎度試みて挫折している舞台作品の稽古日誌について
今回も綴ってみたいと思います。(どこまで書き続けられるか、こうご期待!)

■顔合わせがいよいよ始まった

5/26土曜日 この日はキャストさん達が初めて集まる「顔合わせ」の日。
この日を迎えるまでキャスティングは大いに難航しました。

■2024年の「スタァ誕生」からの脱皮

イマノカゲキの「スタァ誕生」は昨年ミュージックバーで公演した「スタァ誕生」がベースになってます。
当初は毎月一本の新作を出しながら5-6話位で完結する予定だったのですが、諸事情で3話分でいったん完結。

ただ、物語が途中になってしまったこともあり、劇場版スタァ誕生として新たに作り直すことに。

昨年は「お酒を呑みながらカジュアルに楽しむ」を想定して、コントテイスト調の軽いノリの作品でしたが、
「しっかり観劇する劇場版」となった時に、「どんな話に再構築するのか」「このタイミングで私が書きたい物語とは何か?」という部分を熟考してから、劇場版・スタァ誕生の執筆にとりかかりました。
結果、2024年のスタァ誕生とは随分をテイストの異なる作品となりました。

 

■今までとは異なる台本の書き方

今回のスタァ誕生の台本は今までのイマノカゲキ作品とは大きく異なるところがあります。
それは「配役等を一切考えることなく、まずは話の面白さだけを考えて書いた」ことです。

通常、登場人物の数や、出演候補となる役者さんを想定して
台本を書くことが多いのですが、今回は「三姉妹の話」ということ以外は一切縛りなし。

なので、台本を書きあげるまで、キャストが何人になるか、どんな人物が登場するのか、
誰もわからない(書いている私もどんな人物が出てくるのか、わからなかった)状態で第一稿完成まで時間が流れました。

 

■キャスティングが難航

そして台本が上がってからが大変! 登場人物に合う役者さんを探すのですが
すぐには見つからず。更に第一稿の問題点を修正すると、登場人物のパーソナリティーも変化したりして
そこから再度配役を考え直す等もありました。

そして毎年恒例になっているイマノカゲキオーディションを開催したり
ダメ元である方にオファーしたりしているうちに、時が経ち顔合わせの日が近づいてきます。

最終的に、全キャストが決定したのは、顔合わせの二週間前でした。
結果的に、満足のいく素晴らしいキャスティングになりました。

 

■顔合わせ&読み合わせスタート

そして顔合わせ&読み合わせがスタートしました。
まずは一人ずつ自己紹介。(出演者の紹介はまた別の機会に)
その後「この作品を何故書いたのか?」について私から皆さんに説明。
そして、いよいよ台本の読み合わせ。

今まで頭の中で、架空の人物がセリフをしゃべるのを想像しながら台本を書いていましたが
実際に役者さんが台本を声に出して読むと、登場人物が立体的に浮かび上がってきます。
私はこの瞬間が好きです。そして作家仕事が一段落したと感じるのもこの時です。

 

■続きは後半戦!

ということで、続きは稽古日誌②を読んでみてくださいね~

★スタァ誕生・公演詳細

次回公演

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