RECONQUISTA-レコンキスタ-稽古日誌⑨「 カレーって、そんなに時間かかる?」
こんばんは、演出のチュースキーです。
今日は稽古9日目の様子をお届けします。
この日は全員そろって2月後半戦の稽古。
前日に作った第二部の後半戦と佐藤さんが活躍する第三部のシーンの小返しから。
昨日いなかった蔵原さんを入れて本役での立ち稽古です。
蔵原さんは背が187センチあるので、代役とは存在感が異なります。
ある時は目立つように、ある時は目だぬようにと代役で作った動きを修正していきます。
そして立ち稽古はいよいよ終盤戦へ。
修正台本を確認する蔵原さんと森川さん。
この物語の主人公・佐藤さんが演じる「テル」という人物にとって大きな意味を持つ事件の立ち稽古に入りました。
台本をチェックする、佐藤さん。
おのずと稽古場にも静かな緊張感が走ります。佐藤さんと蔵原さんの感情と感情のぶつかり合い。
稽古とはいえ、そこは手抜きをしない2人。今時点での、最大の表現を何度も繰り返していきます。
そうこうしていると、後ろで「できました」の合図が!
そうです。役者さんたちと演助の守田さんが、カレーを作っていたのです。思い返すと作り出したのは数時間前。
聞くと「守田さんが、かなりこだわりがあって慎重に作った」とのこと。
材料の切り方、火加減、ルーを入れるタイミングなど、細かい指示があったそうです。
米担当!?になっている五十嵐さん。
このより加減、とっても楽しそうです!
ルーの味見をする坂井さんと演助の守田さん。
さらに小話が一つ!
このカレー、みんなで材料を持ち合って作ったのですが、グループラインで「家にたまねぎある人!?」という相談の時に
坂井さんが「私が持ってきます!」と回答。
しかし、稽古場に持ってきた玉ねぎは、なんと一個。
カレーを食べる人は9人。うん……
みんなで爆笑しました。
このエピソードで、坂井さんはしばらくみんなから、いじられることになりました。
そして実食。うーん、皆で食べるカレーは実にうまい!
ということでお腹も心も満たされたのち、さらに稽古を進めて終了!
稽古終わりで、舞台セットなどにみんなでファミレスでいろいろと打ち合わせをしました。
いつもの仲良し2S!
伏兵も!
こんな感じで楽しい稽古がまた一日終わりました。
レコンキスタ、本番までいよいよ3週間を切りました。
7人の役者とピアニストが紡ぎ出す1000年の物語。
どうぞ、お楽しみに!
ということで、次の稽古日誌もお楽しみに!
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