2020年 新年のご挨拶 森川梢
皆さま、明けましておめでとうございます!
…と、もう一月も半分が過ぎてしまいますね💦
ご無沙汰しております、森川梢です。
ギリギリまで迷っていたのですが、今年は地元には帰らず、東京での年越しとなりました。
母の作ったおせちを食べごろごろと過ごすのがお正月の慣例でしたが、今年は自分でやるしかない!
ということで作りました。

一段目は殆ど母や親戚からの支援物資。三段目はハマグリの酒蒸し一択という怠け具合ではありますがなんとか体裁をつけました。
しかし、お家の飾り付けまでは手が回らず 笑
おせちと夕飯の準備をしてたらもう紅白が始まってました。
むむむむむ。
世のお母様方には頭が上がりません!
そんなこんなで年が明けてから、昨年間に合わなかった掃除を頑張ってます。
新しく本棚や食器棚を購入して、ああでもないこうでもないと部屋のレイアウトを変更。
やるまでは腰が重いのだけどやるとなったらきっちりやりたい山羊座のO型。
いつになったら終わるのか、こちらは春のライブまでには頑張ろうと思っています。
目指せ、動線のスッキリした家。
がんばります!
さて、昨年はBRFとして4月にsideBの「レコンキスタ 」を、9月にイマノカゲキの「みんなのお葬式」を公演しました。
そうそう、5月にはいつもお世話になってるギャラリー ル・バトーさんで行われたライブにお邪魔して司会となぜか一曲歌わせていただこともありました。

4月の「レコンキスタ 」は、ある島の1000年物語。
7人の役者で30人以上の役を演じました。

この木箱を組み立て、王宮や海辺、はたまた研究室などを作りました
セットは積木を大きくしたような12ピースの木箱のみ、衣装チェンジもない。
7人の役者と1人のピアニスト。
8人で立ち向かうには1000年という時はものすごく大きくて、8人と演出陣、音楽監督の坂出さんの手も借りて、一致団結して作品を作りました。

お気に入りの写真です(^^)
「このセリフがあるということは、これはどういう状況だろう?」
「こういう状況ということはこの空間はどのくらいの大きさだろう」
「この空間ということはあの時代のあの部屋とリンクできる?」などなど…
イマジネーションがイマジネーションを呼び、また他の出演者の皆さんが持ってきてくれるイマジネーションによって今までのそれとは比べ物にならない化学変化を見せたり。
この作品で、ものづくりの楽しさを改めて気づくことができました。

この白〜ベージュの衣装を探し回ったのも今となっては良い思い出です!

あんなに大変だったのにみんな本当に仲良しでした
そして9月の「みんなのお葬式」
本当は今回、主演からは外してもらおうと思っていました。
昨年、色々な仕事をしながら主演をさせていただいた結果、役をやり切ることが出来なかったんじゃないかという不安や後悔があったからです。
私は団体の人間でもあるし、自分よりもイマノカゲキに関わってくれる人のためにもっと時間や頭を使うべきなのかもしれないと。
でも「それなら他の仕事を担おうじゃないか」「分担してやればいいじゃない」「もっとたよっていいよ」と声をかけてくれる方がいました。
何人も。
そんな出演者の皆さんに助けられ、みらいという役を演じさせていただきました。
本当に本当に嬉しかったしありがたかったし心強かった。
心からありがとうございます。

役者20人、バンド6人
イマノカゲキ最大の出演者数でした!

今までの役の中で一番自分に近い気がします

(お父さんは遺影のみですが…山本くん、ごめん💦)
イマノカゲキに出演すると毎年家族が増えて嬉しいな

実は、これはレコンキスタから通じてのことで
「梢に芝居に集中させてやろう」と沢山の方のお力を貸していただきました。
周りの方に支えられた分、今度は返したい。
何ができるか、役者として、BRFという団体の人間として、そして一個人として。
今年はそれを考える一年にしたいと思います!
そして、いつも劇場に来てくださる皆さまに最大の感謝を。
同じことばかり言って恐縮ですが、
応援してくださるあなたがいるから私は舞台に立つことが出来ます。
楽しんでもらえるためにできることは全部。
今年も突っ走りますのでどうぞよろしくお願いいたします!
そして最近はですね、20歳の時に演じた役を再演するというとでそのお稽古をしています。
もうね、七転八倒してます。
20歳の時、劇団の研究所の課題で演じて、卒業後は担当だった演出家の先生にお声がけいただいて、本公演、再演と出演させていただきました。
その後も学校や老人ホームなどで公演を重ねて、7年くらい前までライフワークとして定期的にやらせていただいてました。
その後、sideBやイマノカゲキの立ち上げがありなかなかできなくなっていたのですが、とはいえ10年近く演じた役柄。
きっと目を瞑ってもやれる。
だからこそいろんな気持ちが抜け落ちてて、それを拾い集めなきゃいけない。
そう思っています。
今まで当たり前に思っていたことを、角度を変えて見てみると、なるほどこういうことだったのかと驚くことが多くて、発見の楽しさや慣れることの恐さを実感しています。
今回の公演は病院での公演でお客様の多くは患者さんです。
(本当は皆さんに観ていただきたいのですがクローズドの公演で…)
私たちの公演を観に来てくれる有難いお客様とは違って、たまたまのご縁でご覧いただく方です。
いつもとはまた違う緊張感をもって舞台に向かいたいと思います!
実は本番はもう間近。
2020年、初舞台。
頑張ってきます!