イマノカゲキ「8人のおかしな女たち」稽古日誌2

こんにちは、作・演出のチュースキーです。

8人のおかしな女たち、稽古も日々順調に楽しく進んでおります。

今回はそんな稽古場から9月11日の稽古日誌をお届けします。

この日は2部屋での稽古が行われました。

まずは音楽室。イマノカゲキバンドが集まってます。

伊藤さんが作曲した劇中歌にアレンジを加えて、稽古場で使うオケを収録します。

緊急事態宣言下ということもあり、長時間の練習ができないため

バンドの皆さんもより一層集中しながら、一曲ずつ曲にアレンジを加えていきます。

今のイマノカゲキバンドの編成になったのは2年前の「みんなのお葬式」から。

それ以降、2021年の「こんな時代にこんにちは」

そして今年のイマノカゲキ楽曲のレコーディングと数々の現場を共にしてきている、信頼できる仲間達です。

今作も音楽監督の坂出さんを中心に劇中歌に様々なアレンジが加えられていきました。

曲が持っているポテンシャルを最大限生かしたアレンジを聞いて鳥肌が立ちました。本当に素晴らしいバンドチームです。

一方、バンドさんの収録の裏では、役者の皆さんが立ち稽古を進めておりました。

この日はついに坂井桃香さん、通称桃ちゃんが稽古場に合流。

本役が来たことでみんなもテンションがあがります。

稽古初合流の桃ちゃん(右)と姉役の加賀谷さん(左)どことなく面影が似ています

この桃ちゃんと出会ったは、今から3年前の「かぞくのつもり」でした。

その時、彼女はまだ18歳。

しかし若いにも関わらず、度胸のある芝居を見せてくれました。

その後、SideB公演の「レコンキスタ」にも出演して頂き(これも本当にやることの多い芝居でした)

一緒に1000年の時間を作り上げた信頼できる仲間なんです。

(私と年齢が倍くらい違うのですが)

今回の愛子役は桃ちゃんしかいないと思い、今作に出てもらうことになりました。

稽古に合流した桃ちゃんがアクセル全開だったこともあり、稽古は順調に進んでいきます。

今まで桃ちゃんの穴を埋めてくれていた廣谷さんのお陰もあり

(前半戦ずっと愛子の代役をやって頂きました)

愛子の立ち位置もドンドン桃ちゃんに引き継がれていきます。

今回の作品は、桃ちゃんと森川さんの絡みが多いのですが、

本役同士でやっているのを見ると「そうそう、そうなんだよ!」とニヤニヤしてしまうことも。

このシーン。一瞬、レコンキスタのデジャヴかと思いました(坂井さん本人談)

稽古の終盤では、アレンジができた劇中歌を役者さん達が歌うことに。

役者さんたち、バンドさんと合わせて歌うことがとっても楽しそうでした。

特にイマノカゲキ常連組の松永さんの生き生きとした表情が忘れられません。

ということで、この日もあっという間に稽古が終わりました。

今回の稽古日誌、思い出話を交えてお送りしました。

次回の稽古日誌もお楽しみに。

チュースキーでした!

(撮影:柴田博道)

Follow me!

  • X

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA